作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | 地震動特性と地盤特性を考慮した地中せん断応力の低減係数rdの評価方法の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集A1(構造・地震工学) |
巻・号・回 | 73 4 |
発表年月日 | 2017/09/21 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 | 地蔵智樹 |
土木研究所 | 谷本俊輔 |
土木研究所 | 佐々木哲也 |
抄録 |
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本研究は,FL に基づく簡易液状化判定法における地震時せん断応力比L について,地震動特性および表層地盤の非線形性に基づく増幅特性の影響を加味する方法を検討したものである.本報では,著者ら が提案した,地表地震記録から地中せん断応力を評価する手法の適用範囲の拡大を図るため,強震記録から地中せん断応力を直接的に推定する際にポイントとなる表層地盤のひずみ依存性によるS 波速度の低下率cv について,地表の地震記録から簡易に設定する手法を検討し,その適用性について検証した.さらに,多数の強震観測記録において,一連の手法により計算した地中せん断応力の低減係数と地表地震動および地盤に関する指標の関係性について回帰分析を行い,各地点のrd 深さ方向分布を設定するための回帰式を組み立てた. |