作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | Inclined model experiment on performance of reinforced soil wall with leakage of backfill material |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第9回日中地盤工学シンポジウム |
誌名 | 第7回日中地盤工学シンポジウム |
巻・号・回 | 3 |
発表年月日 | 2018/03/17 ~ 2018/03/18 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質・地盤研究グループ施工技術チーム | 新田 武彦 |
地質・地盤研究グループ施工技術チーム | 宮武 裕昭 |
地質・地盤研究グループ施工技術チーム | 澤松 俊寿 |
地質・地盤研究グループ施工技術チーム | 藤田 智弘 |
地質・地盤研究グループ施工技術チーム | 佐藤 登 |
抄録 |
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補強土壁は盛土材のこぼれ出しが生じなければ他の土工構造物と同様,緩やかに変形が進行すると考えられる.そこで, (国研)土木研究所では産官学の共同研究を実施し,盛土材のこぼれ出しに至る致命的な損傷を発見し対応することを基本とした補強土壁の維持管理手法についての知見をとりまとめた.一方で,盛土材のこぼれ出しが生じた後の補強土壁の挙動については十分な知見が得られていない.そこで本研究では壁高800mmの補強土壁の模型に対して強制的にこぼれ出しを生じさせた状態で模型を傾斜させることにより擬似的な水平力を与え,その挙動を分析した.その結果,盛土材のこぼれ出しが生じると補強材の張力の減少や壁面変位量の増加傾向などが確認された. |