作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | オタマジャクシの変態を指標とした下水処理水の生態影響評価の試み |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第54回環境工学フォーラム |
誌名 | 第54回環境工学研究フォーラム講演集 |
巻・号・回 | - - |
発表年月日 | 2017/11/17 ~ 2017/11/19 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水環境研究グループ水質チーム | 藤村幸裕 |
水環境研究グループ水質チーム | 北村友一 |
水環境研究グループ水質チーム | 小川文章 |
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抄録 |
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両生類の代表種であるカエルをもちいて、個体群維持のために重要なイベントであるオタマジャクシの変態を指標とし、下水処理水がオタマジャクシの変態に及ぼす影響を調査した。実験では、孵化2日目のアフリカツメガエルのオタマジャクシがカエルに変態するまでの約100日間、実下水処理水で流水式曝露し、その間、オタマジャクシの生死と変態過程の形体観察を行った。その結果、残留塩素が検出されるケースで、オタマジャクシ期の死亡個体が多くなる傾向となったが、生残したオタマジャクシはカエルに変態した。オタマジャクシ期の生死や変態の割合は、下水処理水の生態影響評価の指標にできる可能性があることがわかった。 |