作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | 下水処理水に残存する微量化学物質の除去 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第20回日本水環境学会シンポジウム |
誌名 | 第20回日本水環境学会シンポジウム |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2017/09/26 ~ 2017/09/27 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水環境研究グループ水質チーム | 小森行也 |
水環境研究グループ水質チーム | 南山瑞彦 |
水環境研究グループ水質チーム | 小川文章 |
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抄録 |
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平成25年3月,直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩(LAS)が水生生物の保全に係る水質環境基準項目として追加された。下水処理におけるLAS除去率は,多くの処理場で採用されている標準活性汚泥法では99%以上1)2)3)であるとされており,放流水のLAS濃度は環境基準の河川・生物特Aで設定された基準値の0.02mg/Lを下回っている。しかしながら,他の処理方式(例えば,嫌気好気ろ床法)ではLAS除去率が81%で放流水のLAS濃度が上記の環境基準値の10倍を超える値も観測されたとの報告3)がある。LASは,排水規制化も視野に取り扱いが検討されていることから,終末処理場での実態把握に加え,放流水中に存在するLASの低減手法の検討が必要である。本稿は,下水処理水中に残存するLASの処理を目的とした微生物担体処理実験の結果を報告する。 |