作成年度 | 2018 年度 |
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論文名 | 輝度の分布によるコンクリート護岸ブロックのテクスチャーの粗滑の判別手法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第46回環境システム研究論文発表会 |
誌名 | 環境システム研究論文発表会講演集 |
巻・号・回 | 45 |
発表年月日 | 2018/10/20 ~ 2018/10/21 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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国立研究開発法人土木研究所 水環境研究グループ 自然共生研究センター | 手代木 賢治 |
公益社団法人全国土木コンクリートブロック協会 | 尾崎 正樹 |
国立研究開発法人土木研究所 水環境研究グループ 河川生態チーム | 萱場 祐一 |
国立研究開発法人土木研究所 水環境研究グループ 自然共生研究センター | 大槻 順朗 |
抄録 |
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コンクリート護岸ブロックの表面が滑らかな部分は目立ち,河川景観に馴染みにくいことが大きな課題の1つとなっている.風景への馴染みを促進するためには,護岸ブロック表面には適度な「粗さ」を持たせることが必要であるが,テクスチャーの粗滑を量的に判別する方法が未開発である.本研究では,表面の凹凸構造に生じる明るさのばらつき(輝度の標準偏差:?L)をパラメータとして評価する手法を開発した.本手法は,デジタルカメラで撮影した画像データから輝度値の分布を取得し,閾値により粗滑を判別する簡便な方法である.検証実験の結果,設定した閾値(σLth=11)により高い精度(正答率97.1%)で滑面を判別できることがわかった.これにより,定量的かつ簡易的な方法で,護岸ブロックのテクスチャーに対する粗滑の評価を行うことが可能となった. |