作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | 「ダム再生」に関する技術の動向~放流設備増強・堆砂対策~ |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 河川 |
巻・号・回 | 12 |
発表年月日 | 2017/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水理チーム | 櫻井寿之 |
抄録 |
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これまでに整備されてきたダムは、治水・利水の両面から大きな役割を果たしてきている。一方で我が国の厳しい財政状況や生産年齢人口の減少などの状況の中、トータルコストを縮減しつつ、既存ストックを有効活用することが重要になってきている。このような認識のもと、既設ダムを有効活用するダム再生をより一層推進する方策を示した「ダム再生ビジョン」1)が国土交通省によってとりまとめられ、平成29年6月に公表された。本稿では、「ダム再生ビジョン」において進めていくべきとされている方策の内、(1)ダムの長寿命化と(4)高機能化のための施設改良に焦点を当て、筆者が関わってきた放流設備増強(主に水理設計に従事)と堆砂対策に関する技術の動向を紹介する。 |