作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | 地すべりのひずみ及びひずみ速度の経時変化による崩壊の切迫性評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 日本地すべり学会誌 |
巻・号・回 | 54 6 |
発表年月日 | 2017/11/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 | 杉井良平 |
土木研究所 | 西井稜子 |
土木研究所 | 石井靖雄 |
抄録 |
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本研究では,既往地すべり34事例の観測値をもとに,ひずみとひずみ速度の経時変化から崩壊の切迫性を評価する手法を検討した。その結果,地すべりのひずみとひずみ速度が急激に増加する点(加速点)以降の観測値を用いた場合に,既往の崩壊時刻予測手法の信頼性が高くなる傾向が示された。また,収集した事例では,加速点及び崩壊直前のひずみとひずみ速度は共に一定値を超えていた。これらの結果から,地すべりのひずみとひずみ速度に閾値を設定し崩壊の切迫性を3段階に区分できることを示した。 |