作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | トンネル内の金属系あと施工アンカーの引抜き耐力に関する基礎的実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第30回トンネル工学研究発表会 |
誌名 | トンネル工学報告集 |
巻・号・回 | 11 1 |
発表年月日 | 2017/11/30 ~ 2017/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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トンネルチーム | 日下敦 |
トンネルチーム | 小出孝明 |
トンネルチーム | 砂金伸治 |
抄録 |
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道路トンネル内では種々の附属物を設置するための取付金具として,覆工に金属系あと施工アンカーを使用する場合が多い.今後の道路トンネルの維持管理においては,覆工のみならず,このような取付金具類の点検も行うことが国土交通省の要領等において規定された.一方で,アンカーの詳細な点検手法は限られており,目視や触診等により経験的に判断しているのが現状である.これらの状況に鑑み,あと施工アンカーの設置状況等を踏まえた維持管理を行ううえでの留意事項等の把握に資するデータを得ることを目的に,基礎的な検討として,アンカーの引抜き試験を行った.その結果,アンカーの打込み不足や削孔長の過不足といった施工に起因する不具合が,アンカーの引抜き耐力に及ぼす影響等が明らかになった. |