作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | 「洪水カルテ」による地区ごとの洪水脆弱性評価および対応案の検討手法の提案 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集F6分冊 |
巻・号・回 | Vol.73 No.1 |
発表年月日 | 2017/09/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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ICHARM | 栗林大輔 |
ICHARM | 大原美保 |
京都大学防災研究所 | 佐山敬洋 |
三井共同建設コンサルタント | 近者敦彦 |
ICHARM | 澤野久弥 |
抄録 |
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本研究は,洪水災害に対応するための防災情報が乏しい中山間地の自治体の防災担当者による,事前の効果的な洪水減災対策立案に資するべく,町内各地区を単位とする洪水脆弱性評価手法を開発した.具体的には,阿賀野川流域の新潟県阿賀町を対象地域として,複数の外力パターンに対して降雨流出氾濫モデル(RRIモデル)を用いた氾濫解析を実施して,町内19地区に対する地区ごとの最大浸水深や浸水継続時間を算出し,高齢化率などの地域特性を考慮しながら各地区の洪水に対する脆弱性を評価した「洪水カルテ」を作成した.さらに,「洪水カルテ」の診断結果に基づいて,洪水に対する各地区の特性を分析し,各地区に応じた対応案を提案した. |