作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | 水域と灌漑域を考慮したカンボジアにおけるAMSR2輝度温度補正と土壌水分推定改善手法の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 水工学論文集 |
巻・号・回 | 74 4 |
発表年月日 | 2018/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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ICHARM | 玉川勝徳 |
ICHARM | Mohamed RASMY |
ICHARM | 小池俊雄 |
抄録 |
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本研究は人工衛星GCOM-Wに搭載されたマイクロ波放射計AMSR2 を用いて,広域的に高頻度で土壌水分を推定する際に問題となる,6.9GHzのフットプリント内の不均一性のうち,水域と灌漑域に着目し,これらの影響を除去した陸域のみの土壌水分を推定する手法を検討した.対象地域は,カンボジアのトンレサップ湖の西部に位置するPursat観測サイトとした.2013年8月~2014年7月を対象に,6.9GHzフットプリントから水域と灌漑域の影響を除去した輝度温度を計算し,次に,LDAS-UTに観測値として入力し,Pursat観測サイトでの10cm深度の土壌水分観測データで検証した.その結果,地表面に水面を含む地域での土壌水分推定精度を改善できることを示した. |