作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | 超音波探傷法による鋼床版デッキプレート進展き裂の深さ推定に関する一検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会 第72回年次学術講演会 |
誌名 | 土木学会 第72回年次学術講演会 |
巻・号・回 | 1 233 |
発表年月日 | 2017/09/11 ~ 2017/09/13 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 | 高橋実 |
土木研究所 | 小池光裕 |
首都大学東京 | 村越潤 |
首都大学東京 | 御代川裕紀 |
法政大学 | 森猛 |
抄録 |
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近年,交通条件の厳しい鋼床版橋の溶接各部において疲労損傷が報告されている.中でもU リブとデッキプレート溶接部から発生し,デッキプレート内を進展するき裂については目視点検にて直接確認することができないため,検出するには非破壊調査法を用いる必要がある.このき裂の有無を検出でき,深さを定量的に評価できる方法としては,一般に超音波探傷法が適用されている.一方で,き裂の深さ(板厚方向の長さ)の推定については,もとよりき裂の方向や傾きが様々であること,き裂の発生位置と探傷面との構造的・幾何学的な関係による制約があること等から,精度の高い推定は難しいのが現状である.本検討では,特に深いき裂を概略推定し、き裂の進展性状を確認する手法を確立することを目的に,基礎的な超音波探傷試験を行った結果について報告する. |