作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | 津波の影響を受ける既設橋における支承部の評価技術に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集A1(構造・地震工学) |
巻・号・回 | 73 2 |
発表年月日 | 2017/07/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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橋梁構造研究G | 中尾尚史 |
橋梁構造研究G(現 株式会社 川金コアテック) | 炭村透 |
橋梁構造研究G(現 株式会社 川金コアテック) | 森屋圭浩 |
橋梁構造研究G(現 国土技術政策総合研究所) | 星隈順一 |
抄録 |
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上部構造まで津波が達する状況に対して,橋の機能への影響度評価手法あるいはその影響度を軽減させる対策技術を検討するために,様々な水路実験や数値解析による検討が行われている研究が多い.しかし,これらの研究では,実際の被害状況に照らして支承部の耐力と津波の影響によって支承部に生じる力をセットで検討した例は少ない.本研究は,津波が橋の機能に及ぼす影響を評価する手法を構築するために,まず津波による支承部の被害状況に基づき,支承部の耐力を評価する方法を検討した.次に,津波が上部構造に作用した時に支承部に生じる力について,著者らが実施した既往の水路実験や数値解析の結果に基づいて検討した.そして,これらの手法をセットで実際に津波の影響を受けた橋に適用し,被災状況との比較を通じて本評価手法の有用性を検証した. |