作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | 基礎の変位レベルと地盤のひずみレベルを考慮した設計用地盤反力係数の推定法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集 |
巻・号・回 | 73 4 |
発表年月日 | 2017/11/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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新潟大学 | 大竹雄 |
土木研究所 | 七澤利明 |
岐阜大学 | 本城勇介 |
土木研究所 | 河野哲也 |
土木研究所 | 田辺晶規 |
抄録 |
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構造物基礎の設計では,地盤をバネ(地盤反力係数)でモデル化し,弾性床上の梁理論に基づく等価線形解析により基礎変位が計算される.この計算を汎用的かつ精度良く行うためには,着目する変位が基礎に生じる場合の地盤の非線形特性をそれと等価な線形モデルに適切に置き換える必要がある.本研究は,大規模なデータに基づく統計的考察により,着目する対象基礎の変位レベルと地盤のひずみレベルを関係づける方法を提案する.これにより,要求される様々な変位の制限値に対して,着目する変位と地盤のひずみの関係から適切な等価線形用地盤パラメータ(地盤変形係数)を推定することにより,構造物基礎の変位を汎用的かつ精度よく計算するための地盤反力係数の設定方法を提示した. |