作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | 混和材を用いたコンクリートの強度と耐久性に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | プレストレストコンクリート |
巻・号・回 | 59 3 |
発表年月日 | 2017/05/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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一般社団法人プレストレスト・コンクリート建設業協会 | 俵 道和 |
一般社団法人プレストレスト・コンクリート建設業協会 | 栗原 勇樹 |
一般社団法人プレストレスト・コンクリート建設業協会 | 石井 豪 |
国立研究開発法人土木研究所 材料資源研究グループ | 中村 英佑 |
抄録 |
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早強ポルトランドセメントの一部を高炉スラグ微粉末やフライアッシュで置換したコンクリートをプレストレストコンクリート橋に適用することを想定し,混和材の使用や打込み後の養生方法の違いがコンクリートの強度と耐久性に及ぼす影響について暴露試験と室内試験を行って検討した。この結果,混和材を用いたコンクリートでは,強度発現が初期材齢で遅延するが長期的に継続すること,塩化物イオン浸透抵抗性が向上すること,中性化の進行速度が速いが適切なかぶりを確保することによって中性化に起因する鋼材腐食を防止できること,化学混和剤を用いてAEコンクリートとすることによって凍結融解抵抗性を確保できることなどを確認した。また,混和材を用いたコンクリートの強度と耐久性は湿潤養生期間の影響を受けやすいが,適切な湿潤養生期間を設定することによって所定の強度と耐久性を確保できることを確認した。 |