作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | 低炭素型セメント結合材を用いたコンクリート構造物の設計・施工ガイドライン(案)の概要 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | プレストレストコンクリート |
巻・号・回 | 59 6 |
発表年月日 | 2017/11/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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国立研究開発法人土木研究所 材料資源研究グループ | 中村 英佑 |
国立研究開発法人土木研究所 材料資源研究グループ | 古賀 裕久 |
抄録 |
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コンクリート構造物の構築に伴って発生する二酸化炭素排出量を削減するために,高炉スラグ微粉末やフライアッシュなどの混和材を大量に用いた低炭素型のコンクリートが注目されている。国立研究開発法人土木研究所は,低炭素型のコンクリートを適用するコンクリート構造物の設計・施工方法を確立することを目的として8機関との共同研究を行い,「低炭素型セメント結合材を用いたコンクリート構造物の設計・施工ガイドライン(案)」を発刊した。ガイドラインでは,国内で一般に用いられているセメントよりも混和材の置換率を高めて材料製造時の二酸化炭素排出量を削減した結合材を「低炭素型セメント結合材」と定義し,これを適用するコンクリート構造物の設計および施工の原則と配慮することが望ましい事項をとりまとめた。 |