作成年度 | 2019 年度 |
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論文名 | 下水道におけるマイクロプラスチックの存在実態に関する研究動向と繊維状マイクロプラスチック簡易検出法の構築に向けた取組み |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 環境システム計測制御学会学会誌「EICA」 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2020/03/15 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水環境研究グループ水質チーム | 鈴木裕識 |
水環境研究グループ水質チーム | 山下洋正 |
抄録 |
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5mm以下のマイクロプラスチックによる水環境汚染の関心が高まっており、下水道に関わる知見も蓄積されつつある。本稿では、下水道に関連するマイクロプラスチックの試料採取法、前処理法、検出法の情報をまとめ、下水処理場調査に必要となる情報を整理した。次に、下水処理場調査事例のデータを一覧化して比較するとともに、繊維状マイクロプラスチックは適切な調査手法が確立されておらず、知見が限られていることを示した。最後に、Nile Red試薬を用いた蛍光染色観察法による繊維状マイクロチックの簡易検出法の構築に向けた取組みを紹介した。 |