作成年度 | 2019 年度 |
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論文名 | マイクロプラスチックの種類とムレミカヅキモの増殖の関係について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 化学工学会横浜大会 |
誌名 | 化学工学会横浜大会 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2019/08/08 ~ 2019/08/09 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 | 村田里美 |
土木研究所 | 鈴木裕識 |
土木研究所 | 桜井健介 |
土木研究所 | 山下洋正 |
抄録 |
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近年、プラスチックが環境に与える影響が深刻な問題になっている。環境中に放出されたプラスチックは、風化等により劣化を受けることで直径5mm以下のマイクロプラスチック(MPs)となり、水生生物に影響を与えることが懸念されている。MPsが水生生物に与える影響は、魚類や甲殻類等で多数報告されている。餌と間違いMPsを捕食すること、またこれによりMPsに吸着した化学物質が体内に取り込まれ、水生生物に影響を与えることが報告されている。一方、MPsが藻類に対する影響はあまり明らかにされていない。MPs存在下で藻類を培養すると、外的損傷を受けること等が報告されているが、これまで検討されたMPsは、ポリスチレンとポリ塩化ビニルに留まっている。藻類は食物連鎖の底辺に位置しているため、MPsが藻類に与える影響を明らかにすることは、MPsが環境に与える影響を考える上で大変重要である。本研究では、大きさや種類の異なる7種のMPsを用いて、藻類のモデル生物であるムレミカヅキモの増殖に与える影響を検討した。 |