作成年度 | 2019 年度 |
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論文名 | 連行の概念を用いた河床の侵食率に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 水工学講演会 |
誌名 | 水工学論文集 |
巻・号・回 | 64 |
発表年月日 | 2019/11/04 ~ 2019/11/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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ICHARM | 原田大輔 |
ICHARM | 江頭進治 |
ICHARM | Tanjir Saif Ahmed |
パシフィックコンサルタンツ(株) | 片山直哉 |
抄録 |
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極微細な土砂が緩く堆積する河床の侵食率について,これを評価する方法として,密度流の連行の概念を用いることが一つの可能性として考えられる.本研究では,これらの密度流の連行に関する研究成果を極微細土砂から構成される河床材料の侵食率に適用する方法を提案し,その妥当性について検討するために極微細土砂を用いた水理実験を行っている.提案する手法について,既存の浮遊砂の基準点濃度の式と比較すると,沈降速度が小さい領域で現実的な値をとっており,これは本研究の手法が有用であることを示唆している.また,連行速度を測定する実験では,いくつかのケースでは粘着力が強く作用して連行速度が小さいが,粘着力が強く作用しない実験ケースでは既往の連行速度の研究成果と合致した. |