作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | アンカーが被災したのり面の変状対策事例 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第74回年次学術講演会 |
誌名 | 土木学会全国大会第74回年次学術講演会 |
巻・号・回 | 9 74 |
発表年月日 | 2017/09/03 ~ 2017/09/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質・地盤研究グループ施工技術チーム | 近藤 益央 |
地質・地盤研究グループ施工技術チーム | 宮武 裕昭 |
国土交通省中国地方整備局三次河川国道事務所 | 鎌田 裕介 |
抄録 |
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2018年7月の西日本豪雨では、西日本各地に甚大な被害が発生した。広島県内においても大規模な斜面崩壊を含む土砂災害が数多く報告されている。松江自動車道においても、豪雨の影響で斜面変状が発生し、切土のり面に設置されたアンカーが破断したが、大規模な土砂崩落には至らなかったため、通行止めも数日で解消された。アンカーはすべり土塊に圧縮方向の緊張力を作用させてのり面の安定性を確保する構造物である。一部アンカーが破断して機能を喪失しても破断せずに残ったアンカーで大規模崩壊を抑制した事例もある。本報告では、松江自動車道高野ICでの斜面変状、アンカーの損傷状況、応急対策並びに恒久対策について紹介する。 |