作成年度 | 2019 年度 |
---|---|
論文名 | 空気量や細骨材・粗骨材の品質が塩分環境下の凍結融解抵抗性に与える影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | コンクリート工学年次大会2019 |
誌名 | コンクリート工学年次論文集 |
巻・号・回 | 41 1 |
発表年月日 | 2019/07/10 ~ 2019/07/12 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
先端材料資源研究センター | 片平 博 |
先端材料資源研究センター | 古賀 裕久 |
抄録 |
---|
空気量や細骨材,粗骨材の品質が塩分環境下のコンクリートの凍結融解抵抗性に与える影響について検討した。JIS A 1148(A法)の装置を用い,供試体を格納するゴム容器内に3%NaCl溶液を入れることで塩分環境を模した。内部劣化(動弾性係数の低下)は空気量と粗骨材品質の影響が大きく,ゴム容器内を淡水で満たして行う通常の凍結融解試験結果とほぼ同様の結果を示した。スケーリング劣化は主に空気量と細骨材品質の影響が大きい結果となり,特にスケーリングの初期段階の劣化速度は空気量の影響が大きかった。粗骨材品質の影響はスケーリングがある一定以上進行した後に確認された。 |