作成年度 | 2019 年度 |
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論文名 | 高炉スラグやフライアッシュを用いたプレキャストPC部材用コンクリートの強度発現と耐久性に関する基礎的検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | コンクリート工学年次大会2019 |
誌名 | コンクリート工学年次論文集 |
巻・号・回 | 41 1 |
発表年月日 | 2019/07/10 ~ 2019/07/12 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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先端材料資源研究センター | 水戸 健介 |
先端材料資源研究センター | 中村 英佑 |
一般社団法人プレストレスト・コンクリート建設業協会 | 鈴木 雅博 |
先端材料資源研究センター | 古賀 裕久 |
抄録 |
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結合材や細骨材に高炉スラグやフライアッシュを用いたプレキャストPC部材用コンクリートを対象として,実際の屋外環境での強度発現と耐久性について検討した。高炉スラグ微粉末やフライアッシュを用いたコンクリートでは,蒸気養生の温度履歴を与えた後に追加的に水中養生を行うと,強度発現には明確な効果が現れなかったが,塩化物イオン浸透抵抗性や中性化抵抗性を向上させることができた。また,養生条件を標準養生とした場合での高炉スラグ細骨材の使用は,硬化体の細孔構造の緻密化に寄与し,圧縮強度の増加に加えて,塩化物イオン浸透抵抗性や中性化抵抗性の向上に効果的であった。 |