作成年度 | 2019 年度 |
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論文名 | 暴露試験と促進試験によるコンクリート内部のステンレス鉄筋の耐食性評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会第74回年次学術講演会 |
誌名 | 土木学会第74回年次学術講演会 |
巻・号・回 | 74 5 |
発表年月日 | 2019/09/03 ~ 2019/09/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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先端材料資源研究センター | 中村英佑 |
先端材料資源研究センター | 古賀 裕久 |
構造物メンテナンスセンター | 大島義信 |
一般社団法人道路プレキャストコンクリート製品技術協会 | 村井弘恭 |
一般社団法人道路日本鋼構造協会 | 中川英樹 |
抄録 |
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ステンレス鉄筋を用いたコンクリート試験体の暴露試験と促進試験を行い,鋼種の違いによるステンレス鉄筋のコンクリート内部での耐食性の差を検証し,その差を評価するための促進試験方法を検討した。コンクリート内部のステンレス鉄筋は優れた耐食性を有し,特にSUS316とSUS304では,塩化物イオン濃度が15~25 kg/m3の場合,更にはひび割れを導入した場合においても,断面欠損を伴う腐食が生じなかった。また,乾湿繰返しによる促進試験を行うことによって,鋼種の異なるステンレス鉄筋のコンクリート内部での耐食性の差を短期間の簡易な試験で評価できること,暴露試験と同傾向の評価結果が得られることを確認した。 |