作成年度 | 2019 年度 |
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論文名 | 規制により桁違いに減った建設機械の排出ガスの測定値 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 建設施工と建設機械シンポジウム |
誌名 | 建設施工と建設機械シンポジウム |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2019/12/02 ~ 2019/12/03 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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国立研究開発法人土木研究所 | 吉永 弘志 |
国立研究開発法人土木研究所 | 新田 恭士 |
抄録 |
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建設機械等のオフロード車の排出ガスは国際的な調和を考慮し、エンジン単体の台上試験で規制されてきたが、建設機械等に搭載した条件での測定値の提出がEUで義務づけられることになり、他国も追従するする兆しがみうけられる。土木研究所ではエンジンを建設機械に搭載した条件での排出ガスの測定値を「土木研究所資料第4385号建設機械から排出される温室効果ガスの亜酸化窒素およびメタンの研究 2019年4月」で公表しており、本発表ではこの報告のなかから窒素酸化物等の規制対象ガスの主要部分を紹介するとともに補足説明する。発表内容は海外の文献値と土木研究所の測定値を一つのグラフにプロットしたものとする。海外の文献ではガロン、軽油の質量、馬力を使用するなど文献ごとに単位が異なっていたが、全てCO2との排出ガスの質量の比に換算して比較できるようにした。建設機械にエンジンを搭載した条件での測定値は測定ごとにおおきくばらついているが、規制が強化された新しいエンジンでは排出ガスが大きく削減されている傾向を把握することができた。 |