作成年度 | 2019 年度 |
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論文名 | 繰り返し再生したアスファルトの性状における再生用添加剤の組成の影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集E1 |
巻・号・回 | 75 1 |
発表年月日 | 2019/10/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所先端材料資源研究センター | 新田弘之 |
土木研究所先端材料資源研究センター | 田湯文将 |
土木研究所先端材料資源研究センター | 川島陽子 |
土木研究所道路技術研究グループ舗装チーム | 川上篤史 |
抄録 |
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わが国におけるアスファルト混合物の再生の歴史は古く,すでに何度か繰り返し再生された再生アスファルト混合物も使用されているものと考えられる.再生アスファルト混合物の使用率は年々上昇しており,持続的にリサイクルをしていくためには繰り返し再生を前提とした再生利用方法の確立が必要である.そこで,持続可能なアスファルト再生技術の確立を目的に,組成の異なる複数の再生用添加剤を用いて繰り返し促進劣化と再生を行い,再生アスファルトおよび再生アスファルト混合物の性状の把握を行った.その結果,繰り返し再生が進むと軟化点が上昇しやすく,これを用いた再生アスファルト混合物は,高温時に破壊しやすいことが分かった.また,芳香族分が多い再生用添加剤は,繰り返し再生しても軟化点の急激な上昇が起こりにくいことが分かった. |