作成年度 | 2020 年度 |
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論文名 | 拡幅掘削時のトンネル構造と地山の挙動に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第30回トンネル工学研究発表会 |
誌名 | 第30回トンネル工学研究発表会 |
巻・号・回 | 30 1 |
発表年月日 | 2020/11/26 ~ 2020/11/27 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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東京都立大 | 砂金伸治 |
東京都立大 | 井上洸志 |
土木研究所 | 日下敦 |
三井住友建設 | 小出孝明 |
土木研究所 | 巽義知 |
抄録 |
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近年,既設トンネルの断面を拡幅する必要性が高まっている.しかし,現状での拡幅時の設計方法や施工方法は個々の工事で独自に検討されており,特に定められた手法がなく,より合理的な拡幅時の設計法等の確立が求められている.以上の背景を踏まえ,本研究では,既設トンネルを拡幅する際に必要となる支保構造の考え方を明確化することを目標とし,拡幅掘削時におけるトンネル構造や地山の基本的な挙動を把握するために模型実験を行った.その結果,本研究では拡幅掘削によるトンネル構造や地山の挙動を把握でき,地山に塑性領域が存在しない場合と,既設トンネルのゆるみ領域内を掘削する場合の拡幅トンネルの支保の設計は,拡幅側のトンネルの標準支保パターンを使用することで構造上の問題は少ないことを明らかにした. |