作成年度 | 2020 年度 |
---|---|
論文名 | 補助工法の特性曲線上の効果に関する弾性解析による一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第15回岩の力学国内シンポジウム |
誌名 | 第15回岩の力学国内シンポジウム |
巻・号・回 | 15 34 |
発表年月日 | 2021/01/14 ~ 2021/01/15 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
土木研究所 | 前田洸樹 |
土木研究所 | 佐々木亨 |
土木研究所 | 日下敦 |
抄録 |
---|
山岳トンネル工法では,切羽安定対策等を目的として,不良地山,膨張性地山等に対し補助工法が用いられることがあるが,補助工法がトンネル支保工の作用荷重に与える影響については未だ解決されていないことが多い.トンネルの安定は,地山特性曲線と支保工特性曲線が交わった点で得られるが,補助工法の採用によって,地山が改良されるなどにより,地山特性曲線や支保工特性曲線が変わるのであれば,それらの交わる点が変わり,トンネル安定時の作用荷重も変わることとなる.そこで,補助工法を採用した場合のトンネル掘削後の作用荷重の低減効果等を評価できれば,今後のトンネル施工における支保選定の合理化につながると考えられる.本稿は,補助工法のうち鏡ボルト工,先進導坑に着目して三次元線形弾性解析を実施し,補助工法の採用によるトンネル掘削後の作用荷重の低減効果等を特性曲線法を用いて評価した. |