作成年度 | 2020 年度 |
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論文名 | 下水試料に含まれるPRTR物質のターゲットスクリーニングおよび定量分析 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第57回下水道研究発表会 |
誌名 | 第57回下水道研究発表会 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2020/08/18 ~ 2020/08/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 水環境研究グループ水質チーム | 髙沢麻里 |
土木研究所 水環境研究グループ水質チーム | 鈴木裕識 |
土木研究所 水環境研究グループ水質チーム | 對馬育夫 |
土木研究所 水環境研究グループ水質チーム | 山下洋正 |
国立環境研究所 | 小口正弘 |
抄録 |
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近年の化学物質数増加に伴い、下水処理場へ流入する物質が多様化している。本研究では462種のPRTR第一種指定化学物質のうち、LC-QToF/MSで検出可能な物質に着目し、多成分一斉分析の装置条件を検討した。構築した装置条件を用いて標準品(3点の異なる濃度)を分析し、得られた全ての精密質量値のうち、任意の濃度で増減が見られた値(r^2 >0.9)をスペクトル候補とした。元素組成演算の結果、整合性の高いスペクトルのみをPRTR-DBへ登録し、DBを構築した。PRTR-DBを用いて有無判定を行った結果、検出が確認されたものについて、下水処理場における流入水および処理水中を対象に定量分析を試みた。 |