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発表 硝化抑制運転でアンモニアが残留する処理水がメダカの繁殖に及ぼす影響調査

作成年度 2020 年度
論文名 硝化抑制運転でアンモニアが残留する処理水がメダカの繁殖に及ぼす影響調査
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第57回下水道研究発表会
誌名 第57回下水道研究発表会
巻・号・回  
発表年月日 2020/08/18 ~ 2020/08/20
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土木研究所 水環境研究グループ水質チーム北村友一
土木研究所 水環境研究グループ水質チーム山下洋正
抄録
アンモニアが魚類に急性毒性や成長阻害を示すことからアンモニア性窒素の環境基準項目への追加が検討されている。硝化抑制運転時の下水処理水はアンモニア性窒素が残留するため魚類影響が懸念される。処理水に対して直接、魚類影響や希釈による低減効果を把握しておくことも重要である。本研究では、アンモニアが残留する処理水の魚類影響を明らかにするため、硝化抑制運転しているパイロットプラントの処理水を用いてメダカの繁殖実験を行った。その結果、無希釈の処理水の曝露では生残率が低下する傾向が見られたものの生残したメダカは産卵が確認され個体群存続と判定された。50%希釈された処理水では繁殖に顕著な悪影響はみられなかった。
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