作成年度 | 2020 年度 |
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論文名 | 既設PC橋の性能評価法に関する共同研究―撤去橋梁を用いた既設PC橋の補修補強技術の高度化に関する研究― |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | プレストレストコンクリート〔(公社)プレストレストコンクリート工学会誌〕 |
巻・号・回 | 62 6 |
発表年月日 | 2020/11/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所構造物メンテナンス研究センター | 山本 将 |
土木研究所構造物メンテナンス研究センター | 石田 雅博 |
プレストレスト・コンクリート建設業協会 | 北野 勇一 |
プレストレスト・コンクリート建設業協会 | 櫻井 義之 |
抄録 |
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既設PC橋の耐荷性能評価について,劣化が顕在化した状態では構造物の耐荷性能が経年的に低下すると考えられるため,PC鋼材破断やプレストレスの減少などの劣化・損傷状態を考慮した耐荷性能評価を実施することになる。供用中である既設PC橋の劣化・損傷状態などを調査するには非破壊・微破壊調査が有効であり,劣化・損傷状態などを精度良く把握する非破壊・微破壊調査技術を確立する必要がある。また,非破壊・微破壊調査などで取得した情報を用いた既設PC橋の耐荷性能を評価する方法も合わせて整理する必要がある。これらの課題に対し,非破壊・微破壊調査の適用性を劣化が顕在化した既設PC橋の撤去桁を用いて検証し,一定の条件において適用可能であることを確認した。また,非破壊・微破壊調査により取得した情報を活用できるよう既設PC橋の耐荷性能評価法について整理した。 |