作成年度 | 2020 年度 |
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論文名 | 破壊尤度の制御による道路橋の崩壊シナリオデザイン設計法の提案 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第40回 地震工学研究発表会 |
誌名 | 第40回 地震工学研究発表会講演論文集 |
巻・号・回 | 40 |
発表年月日 | 2020/10/01 ~ 2020/10/02 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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国立研究開発法人土木研究所構造物メンテナンス研究センター橋梁構造研究グループ | 大住 道生 |
国立研究開発法人土木研究所構造物メンテナンス研究センター橋梁構造研究グループ | 中尾 尚史 |
国立研究開発法人土木研究所構造物メンテナンス研究センター橋梁構造研究グループ | 石崎 覚史 |
筑波大学 | 庄司 学 |
抄録 |
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本論では,設計地震動を上回る地震動が発生する可能性を考慮して,従来の道路橋の耐震設計を通じて確保されてきた耐震性能は確保しつつ,超過地震動に対しても,できるだけその機能が損なわれない,或いは仮に損われても速やかに機能回復できる構造を実現する方法として,崩壊シナリオデザイン設計法を提案した.崩壊シナリオデザイン設計法によれば,従来の耐震設計に用いる作用を超えた場合においても,作用レベルに応じた橋の損傷モードを示して,より望ましいシナリオを選択できる.橋の構造要素の様々な耐力のばらつきも考慮した上で,超過地震動に対して橋の崩壊までの過程における破壊尤度を制御した設計法の実現方法を示した |