作成年度 | 2020 年度 |
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論文名 | 支承部の損傷メカニズムに基づく診断及び措置方法に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | R2年度国土交通省国土技術研究会 |
誌名 | R2年度国土交通国土技術研究会 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2020/11/05 ~ 2020/11/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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国立研究開発法人土木研究所構造物メンテナンス研究センター橋梁構造研究グループ | 江口康平 |
国立研究開発法人土木研究所構造物メンテナンス研究センター橋梁構造研究グループ | 菅原達也 |
国立研究開発法人土木研究所構造物メンテナンス研究センター橋梁構造研究グループ | 大住道生 |
抄録 |
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支承は狭隘な環境に設置されることに加え,支承形式によっては可動部が直接目視できないため,損傷の発見が遅れ,深刻な損傷になってから措置を行う場合が多い。また,支承の損傷メカニズムはこれまで十分な検討がなされておらず,明確になっていないことも適切な維持管理が行われていない原因となっている。そのため,支承の維持管理を適切に遂行するためには,まず,支承の損傷メカニズムを明確にしたうえで,支承の状態を適切に把握し,損傷の段階に応じた措置の方法を選択することが重要である。そこで,本研究では,支承の適切な維持管理の遂行を目的に,過去の点検調書や診断の経験が豊富な技術者へのヒアリング情報を参考に,支承形式毎,損傷原因毎に損傷の進行過程を整理し,損傷の段階に応じた措置方法を取りまとめた資料を作成した。また,支承の状態を把握するための方法についても検討し,判断の決め手となる情報を整理した。 |