作成年度 | 2020 年度 |
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論文名 | 市民による水辺空間の自主計画における関係主体間連携の発展過程の分析-木曽川北派川内の国営公園を対象に- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第62回土木計画学研究発表会・秋大会(企画提案型) |
誌名 | 第62回土木計画学研究発表会・秋大会(企画提案型) |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2020/11/13 ~ 2020/11/15 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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自然共生研究センター | 坂本貴啓 |
自然共生研究センター | 金本麻衣子 |
河川生態チーム | 鶴田舞 |
応用地質株式会社 | 小野田幸生 |
河川生態チーム | 中村圭吾 |
抄録 |
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水辺空間の整備に対する市民の関心が高い場合,その自主計画を市民が立案して行政に提案する事例がある(源兵衛川,寝屋川,遠賀川等).このようなプロセスを経た事例は施工後に高い評価を受けているものが多いが,市民主体の計画がどのようなプロセスを経て深化するか分析事例はない. 著者らは,市民から国営木曽三川公園笠田広場の利活用の相談を受け,市民による自主計画が官に提案されるまでの発展過程を初期から追跡調査できる機会に恵まれた.本研究では計画の成熟に従って「産・官・学・民」の関係主体の貢献度や連結性がどう変化したか分析を行った.その結果,主体性を持った民(市民団体)と、中間支援を行った学(研究機関)が各関係機関と多様な連携を行ったことが特徴として抽出された.つまり,民(市民団体)と学が計画の深化に応じて各主体への関わりを拡張させ相互補完しながら産・官・民(市民)への参画を促したことが明らかになった. |