作成年度 | 2020 年度 |
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論文名 | 河川用護岸ブロックにおける景観パターンの類型化と河川景観への選好性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第48回環境システム研究論文発表会 |
誌名 | 第48回環境システム研究論文発表会 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2020/10/17 ~ 2020/10/18 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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自然共生研究センター | 盛田達朗 |
公益社団法人 全国土木コンクリートブロック協会 | 尾崎正樹 |
自然共生研究センター | 森照貴 |
自然共生研究センター | 坂本貴啓 |
水環境研究グループ | 萱場祐一 |
抄録 |
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中小河川における護岸ブロックの景観機能を評価するため,既存の護岸ブロックの景観パターンをブロック1つの大きさ・表面の意匠・積み方の3要素に着目して,36グループに類型化した.また,各グループの河川景観への馴染やすさとその理由について,景観デザインの専門家へのヒアリング,一般市民へのアンケート調査を実施し,馴染みやすさと3要素の関係について統計解析を行った.解析の結果,「粗面模様及び布積模様-布積」,「粗面模様-谷積」の組合せの評価が高く,表面の模様と積んだ時にできる目地の模様が調和していない組合せの評価が低かった.以上の結果は,護岸ブロックの景観パターンを評価する上で有益であり,河川改修,災害復旧等において護岸ブロックを適切に選定するための基礎的知見として活用できると考えられる. |