作成年度 | 2020 年度 |
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論文名 | 異なる計測手法から得られた河川流量値の違いに関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 令和2年度国土交通省国土技術研究会 |
誌名 | 令和2年度国土交通省国土技術研究会,イノベーションⅡ |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2020/11/05 ~ 2020/11/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土研水文 | 萬矢敦啓 |
中部地方整備局河川環境課 | 後藤功次 |
土研水文 | 山本晶 |
抄録 |
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著者らは中部地方整備局管内の36個所の水位流量観測地点において,5ヶ年にわたり,従来型及び新手法を用いた洪水流量観測を実施してきた.一方で我が国の河川は流砂系であり,いろいろな種類の河床波が条件に応じて発生し,それにより流況が大きく影響を受ける.そのために異なる手法から得られた流量値に違いが出ることは否めない.本稿は河床波による流れへの影響を概説する。また得られた計測結果から従来型・新手法による流量の相対差が水位が低い場合は数10%になること,水位が高い場合は10%程度であること,その差は流量の不確実性を考慮することで無視できるほど小さくなることを示した. |