作成年度 | 2020 年度 |
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論文名 | スケーリング劣化のメカニズム解明に向けた基礎的研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | コンクリート工学年次論文集 |
巻・号・回 | 42 |
発表年月日 | 2020/07/08 ~ 2020/07/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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材料資源研究グループ | 片平 博 |
材料資源研究グループ | 古賀 裕久 |
抄録 |
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コンクリートのスケーリング劣化について,養生条件の違いの影響を検討するため,モルタル試験体を用い,塩水による凍結融解試験を実施した。その結果,水中養生直後に試験を開始した試験体のスケーリング量は多く,事前に乾燥期間をとり,凍結融解の開始直後に試験体表面から数mmの深さまで塩水が浸入した条件の試験体のスケーリング量は少なくなった。これまでに提案されているスケーリングメカニズムの諸説によって今回の実験結果が説明できるかを検討した。その結果,主に層間凍結説で説明可能であることを示した。 |