作成年度 | 2020 年度 |
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論文名 | 浸せき試験および暴露試験による混和材を用いたコンクリートの塩分浸透性の評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | コンクリート工学年次論文集 |
巻・号・回 | 42 |
発表年月日 | 2020/07/08 ~ 2020/07/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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材料資源研究グループ | 櫻庭浩樹 |
材料資源研究グループ | 中村英佑 |
プレストレスト・コンクリート建設業協会 | 鈴木雅博 |
材料資源研究グループ | 古賀裕久 |
抄録 |
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混和材の置換率をB種相当とし,水結合材比35%,40%,50%としたコンクリートを用いて,浸せき試験および塩害環境下での暴露試験を行い,塩分浸透抵抗性が特に高くなる配合条件等を検討した。浸せき試験では,いずれの水結合材比でも,混和材の使用により塩分浸透抵抗性が高くなることを確認した。暴露試験では,暴露20~90ヶ月での中性化の進行は緩慢であり,水結合材比40%以下では塩化物イオンの濃縮現象は確認されなかった。さらに,水結合材比35%の場合および各水結合材比でフライアッシュを用いた場合は,暴露20ヶ月以降の塩分浸透の明確な進行が認められず,特に高い塩分浸透抵抗性を有すると考えられた。 |