作成年度 | 2021 年度 |
---|---|
論文名 | 既設河川横断工作物を改良した切欠き魚道設置の検討と実践 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 建設機械施工 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2021/10/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
自然共生研究センター | 林田寿文 |
宮城教育大学 | 棟方有宗 |
自然共生研究センター | 中村圭吾 |
抄録 |
---|
河川に設置された横断工作物において魚類などが遡上出来るようにするには、魚道の設置や工作物の撤去などを行う必要がある。しかし、いずれも水面の落差が大きくなるほど金銭的なコストは膨大になる。より低コスト・メンテナンスフリーで魚類などの水生生物の遡上を実現するには、横断工作物本体の安全性を十分確保した上で、工作物自体への簡易な掘削を行う方法も有効だと考えられる。本稿は、魚類などの遡上環境を安価に創出し、幅広い普及を目指す「切欠き魚道」の開発を目的に、既設堰堤に切欠き(スリット)を入れる方法の案出に加え、広瀬川(仙台市)の支川である竜の口(たつのくち)渓谷の堰堤で実施した事例を紹介する。 |