作成年度 | 2021 年度 |
---|---|
論文名 | 小田川堤防における開削調査時の現場透水試験と室内透水試験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第56回地盤工学研究発表会 |
誌名 | 第56回地盤工学研究発表会 |
巻・号・回 | 56 |
発表年月日 | 2021/07/12 ~ 2021/07/15 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
中部土質試験協同組合(ジオ・ラボ中部) | 久保裕一 |
名城大学 | 小高猛司 |
日本工営 | 李圭太 |
地質・地盤研究グループ | 石原雅規 |
中部土質試験協同組合(ジオ・ラボ中部) | 伊藤康弘 |
抄録 |
---|
平成30 年の7 月豪雨によって小田川堤防における重篤な被災箇所は決壊箇所2 箇所(左岸3.4k 地点,左岸6.4k地点)および法すべり2 箇所(右岸0.6k,左岸4.4k)の計4 箇所に及んだ。我々の研究グループでは開削調査を実施し,堤体観察,物理試験,現場透水試験,室内土質試験,力学試験などの様々な調査を行ってきた。透水試験では,実堤体の飽和透水係数を正確に把握するため全箇所において,マリオットサイフォンを用いた現場透水試験「締め固めた地盤の透水試験方法(JGS 1316-2003)」を実施2)し,近傍では乱れの少ない簡易サンプリングによる試料採取も行い,室内透水試験(左岸3.4k,左岸4.2k)との比較も実施した。さらに,室内透水試験では縦横2 方向による供試体での異方性による透水係数の違いも比較した。今回は,既報においてマリオットサイフォンの飽和透水係数を報告した2 箇所について,追加で室内透水試験と粒度試験を行った結果を報告する。 |