作成年度 | 2021 年度 |
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論文名 | 地下水面より上の地盤を対象とした簡易透水試験法の検証 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第56回地盤工学研究発表会 |
誌名 | 第56回地盤工学研究発表会 |
巻・号・回 | 56 |
発表年月日 | 2021/07/12 ~ 2021/07/15 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質・振動チーム | 田川央 |
地質・地盤研究グループ | 石原雅規 |
土質・振動チーム | 佐々木哲也 |
抄録 |
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「地下水面より上の地盤を対象とした透水試験法,JGS 1319-2017」(以下,従来試験法)には,定常状態で求める試験法が規定されている。従来試験法では,透水性の高い礫地盤などでは,水位を保持するためのタンク等の大規模設備が必要となることや,定常状態を保つために時間を要することから,試験を実施する対象土質や箇所数が制限される.一方,小規模な設備により短時間で試験を実施することが出来れば,透水性のバラツキや空間分布を把握することが可能となる。そこで,筆者らは,変水位による簡易透水試験法を開発した1)が,地下水との関係は明らかになっていない。そこで本報では,室内小型土層を用い,初期地下水位が透水試験に及ぼす影響と,土槽を用いて横方向透水試験により算出した透水係数と室内透水試験によって得られる透水係数との関係について検証した。 |