作成年度 | 2021 年度 |
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論文名 | 2021年8月豪雨による高瀬川決壊箇所における調査報告 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第9回河川堤防技術シンポジウム |
誌名 | 第9回河川堤防技術シンポジウム |
巻・号・回 | 12 9 |
発表年月日 | 2021/12/14 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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北見工業大学 | 川尻峻三 |
土質・振動チーム | 石原雅規 |
土質・振動チーム | 上田和也 |
土質・振動チーム | 西村圭右 |
土質・振動チーム | 丸田 亮 |
抄録 |
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2021 年 8 月 8 日~11 日にかけて台風 9 号から変わった低気圧によって青森 県では大雨となった 1).これによって増水した高瀬川では青森県管理区間にお いて堤防決壊が発生した.被災箇所周辺で残存した堤体の痕跡水位から越流の発 生は確認できなかった.また,川表側の河道および河岸の植生等の状態から決壊 口以外での流速は低く侵食による決壊の可能性が低いと判断できるため,当該箇 所では浸透により決壊したものと推測された.本文では,この決壊箇所において実施した現地踏査,UAVによる空撮,堤体・堤 内地盤の断面観察,各種サウンディングから得られた被災箇所周辺での残存堤体 およびその周辺地盤の地盤工学的な特徴について報告する. |