作成年度 | 2021 年度 |
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論文名 | 微生物担体処理によるアンモニア性窒素の除去時における医薬品の低減効果 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第58回下水道研究発表会 |
誌名 | 第58回下水道研究発表会 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2021/08/17 ~ 2021/08/19 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 水環境研究グループ水質チーム | 北村友一 |
土木研究所 水環境研究グループ水質チーム | 厚朴大祐 |
土木研究所 水環境研究グループ水質チーム | 山下洋正 |
抄録 |
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当研究グループは下水二次処理水に残存するアンモニア性窒素の除去に微生物担体処理が有効であることを明らかにしてきたが、アンモニア性窒素除去時の医薬品の低減効果については不明であった。本研究では、アンモニア性窒素が残存する二次処理水を用いてポリプロピレン製微生物担体処理によるアンモニア性窒素の連続処理実験を行い、医薬品の一部(レボフロキサシン、アジスロマシン、クラリスロマイシン)の低減率を調査した。その結果、レボフロキサシンの低減率が44%程度と最も高く、その他の医薬品はそれ以下となり、医薬品の種類によって低減率は異なった。本研究で得られた医薬品の低減率は活性汚泥処理と概ね同等であった。 |