作成年度 | 2021 年度 |
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論文名 | 下水中の1、4―ジオキサンの活性汚泥連続処理における共代謝細菌の菌叢解析 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第58回下水道研究発表会 |
誌名 | 第58回下水道研究発表会 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2021/08/17 ~ 2021/08/19 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 水環境研究グループ水質チーム | 對馬育夫 |
現 岐阜大学 | 鈴木裕識 |
土木研究所 水環境研究グループ水質チーム | 山下洋正 |
茨城県鹿児島下水道事務所 | 清水雅也 |
茨城県鹿児島下水道事務所 | 菅谷和寿 |
抄録 |
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本研究は、1、4―ジオキサンを含む下水を通水させたラボスケール型連続式リアクター内の活性汚泥について菌叢解析を行い、実験条件の違いが菌叢へ及ぼす影響について調査した。SRTを15日、30日と変化させた場合では、両者に明確な差異は観察されなかったが、流入水のテトラヒドロフラン(THF)の濃度を変化させた場合では、THFの濃度に応じて、菌叢が大きく変化した。特に、THFを共代謝することで知られるFlavobacterium sp.や機能が未知であるRhodobacterium sp.の検出率が大きく変動し、これらの細菌が安定した1、4―ジオキサンの分解に寄与している可能性が示唆された。 |