作成年度 | 2021 年度 |
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論文名 | ヒメダカを用いた動画解析による下水処理水の生物影響評価手法の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第58回環境工学研究フォーラム |
誌名 | 第58回環境工学研究フォーラム |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2021/11/16 ~ 2021/11/18 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 水環境研究グループ水質チーム | 服部啓太 |
土木研究所 水環境研究グループ水質チーム | 北村友一 |
土木研究所 水環境研究グループ水質チーム | 村田里美 |
土木研究所 水環境研究グループ水質チーム | 山下洋正 |
抄録 |
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化学物質が下水処理水に残存した場合,生物に対し何らかの影響を生じることが懸念される.この場合,生物影響試験等により放流先生態系に対する下水処理水の安全性を確認できることが望ましいが,魚類に対する影響を把握する従来の試験は非常に労力がかかる点が課題である.一方,近年ではPCスペックや解析技術の向上に伴い,生物影響を動画像解析を用いて把握する試みが報告されており,動画像解析を用いた手法は観察等の作業の自動化により従来の試験よりも低労力で行えるため,様々な用途に適用可能と期待される.本研究では,下水処理水に適用可能な、動画像解析手法を用いた魚類の生物影響評価手法の開発を目的として,脱塩素水道水(Control)及び下水処理水に連続曝露したヒメダカを対象に動画撮影及び行動把握を行った.また,Controlに暴露した系と下水処理水に暴露した系を比較した解析を行い,手法の有効性について検討した. |