作成年度 | 2021 年度 |
---|---|
論文名 | 道路トンネルの令和2年度実態調査にもとづく換気対象物質の排出量 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第31回トンネル工学研究発表会 |
誌名 | 第31回トンネル工学研究発表会 |
巻・号・回 | 31 1 |
発表年月日 | 2021/11/25 ~ 2021/11/26 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
土木研究所 | 森本 智 |
土木研究所 | 日下 敦 |
土木研究所 | 石村 利明 |
抄録 |
---|
道路トンネルの換気施設の設計の対象とする有害物質は,道路トンネル技術基準により煤煙及び一酸化炭素とすることが規定されている.基準の解説書では, 2008年に換気対象物質の自動車1台当たりの排出量の設計値を示している. 2008年以降においても,排出ガス基準に適合した自動車の割合が増加することなどにより,換気対象物質の排出量が変化していることが予想される.本報告では, 2020年度に供用中の道路トンネルにおいて実態調査を実施し,換気対象物質の濃度について計測するとともに,その結果を用いて自動車1台当たりの排出量を算出したその結果,自動車1台当たりの煤煙及び一酸化炭素の排出量は,同解説の設計値及び2008年に算出した将来予測値と比較し,減少傾向にあることが明らかとなった. |