作成年度 | 2021 年度 |
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論文名 | クロロホルムを用いない下水汚泥中の脂質の分析手法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第58回下水道研究発表会 |
誌名 | 第58回下水道研究発表会論文集 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2021/08/17 ~ 2021/08/19 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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iMaRRC | 谷藤渓詩 |
iMaRRC | 宮本豊尚 |
重村浩之 |
抄録 |
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下水汚泥の有機物の主要な成分として、脂質、炭水化物およびタンパク質がある。下水汚泥のこれらの成分の比率は地域によって異なり、脂質の比率が高い処理場もある。脂質は重力濃縮槽等のスカム発生にも寄与しており、下水処理プロセス安定化の観点からも簡便な脂質分析手法が望まれる。これまで脂質の分析はクロロホルム/メタノール混液で抽出を行う方法(Bligh-Dyer法)が広く用いられている。しかし、クロロホルムは発がん性が疑われており、低毒性で環境負荷も低い溶媒への代替が望まれる。本研究では、酢酸エチル/エタノール混液を用いた下水汚泥中の脂質の分析手法を検討し、Bligh-Dyer法との定量値の比較を行う。 |