作成年度 | 2021 年度 |
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論文名 | 素地調整後の鋼材表面性状と塗膜特性に関する基礎的検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 防錆管理 |
巻・号・回 | 65 6 |
発表年月日 | 2021/06/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所材料資源研究グループ | 冨山禎仁 |
土木研究所 | 百武 壮 |
土木研究所材料資源研究グループ | 西﨑 到 |
抄録 |
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海浜地域や積雪寒冷地域等の鋼構造物の塗替え塗装において素地調整が不十分であると、塩分や塩分を蓄積した錆が塗面に残存し、塗膜付着力の低下や塗膜下腐食を誘発する。本研究では、素地調整後の鋼材表面に残存する錆や塩分の量および表面粗さを定量的に評価する方法と、様々な性状の鋼材に塗装した塗膜の防食性について検討した。無塗装のSS400試験片を海岸部で6カ月暴露した後、ブラスト処理、グラインダー処理、レーザー照射処理によって素地調整し、残存塩分量、錆面積、表面粗さ、塗膜特性、屋外暴露試験、促進劣化試験を実施した。本報では、鋼材表面性状の評価結果と、促進劣化試験の途中経過を報告した。 |