作成年度 | 2021 年度 |
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論文名 | 鋼橋塗替え塗膜の耐久性に及ぼす鋼材表面塩分の影響に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第34回日本道路会議 |
誌名 | 第34回日本道路会議 |
巻・号・回 | 34 |
発表年月日 | 2021/11/04 ~ 2021/11/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所材料資源研究グループ | 冨山禎仁 |
土木研究所材料資源研究グループ | 関島竜太 |
抄録 |
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海浜地域等における鋼道路橋では、海塩に由来する多量の塩分が部材表面に付着し、これらによって鋼材の腐食が促進されることが知られている。このように塩分の影響を受けて腐食した部材を塗装で補修(塗替え塗装)する際には、素地調整が不十分であると塩分や塩分を蓄積した錆が被塗面に残存し、これらが補修後の塗膜耐久性を著しく低下させる場合がある。そこで本研究では、各種工法で素地調整した場合の残存塩分量を把握するとともに、残存した塩分による塗膜耐久性への影響を実環境で長期的に検証している。本報では、素地調整後の残存塩分量の分析結果と、屋外暴露6年目までの塗膜外観変化について報告した。 |