作成年度 | 2021 年度 |
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論文名 | 混和材を用いて塩化物イオン浸透抵抗性を高めたコンクリートの評価指標の提案 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | プレストレストコンクリート |
巻・号・回 | 63 3 |
発表年月日 | 2021/05/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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材料資源研究グループ | 櫻庭 浩樹 |
材料資源研究グループ | 小田部貴憲 |
プレストレスト・コンクリート建設業協会 | 鈴木雅博 |
材料資源研究グループ | 古賀 裕久 |
抄録 |
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混和材を用いて塩化物イオン浸透抵抗性を高めたコンクリートの迅速な評価方法として,非定常電気泳動試験および電気抵抗率試験を検討し,高炉スラグ微粉末やフライアッシュの使用による効果を短期間で評価できることを確認した。また,これらのコンクリートについて,塩水への浸せき試験を長期間行い,迅速評価試験の結果と比較検討して,塩化物イオン浸透抵抗性を区分するための指標を提案した。さらに,プレキャストプレストレストコンクリート部材を製造する11工場のコンクリートを用いて非定常電気泳動試験および電気抵抗率試験を行った。その結果,電気抵抗率を指標とすることで,製品出荷時に,供用後の塩化物イオン浸透抵抗性を確認できることを示した。 |