作成年度 | 2021 年度 |
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論文名 | 耐凍害性に有効な微細空気量を推定するための加振空気量測定法の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | コンクリート構造物の耐凍害性確保に関する調査研究小委員会(359委員会)委員会報告書およびシンポジウム論文集 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2021/10/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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先端材料資源研究センター | 片平博 |
先端材料資源研究センター | 古賀 裕久 |
抄録 |
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凍害による内部劣化やスケーリング劣化に対するコンクリートの耐凍害性の確保には微細な空気泡の確保が重要と言われている。フレッシュコンクリートの空気量測定時に、棒状バイブレータによる振動を10秒間与えることで粗大な空気泡を追い出し、微細な空気泡の量を推定できなか、検討を行っている。実験では、セメント、細骨材、化学混和剤の種類を変えた種々のコンクリートを製造し、振動を与えた後の空気量を測定し、また硬化コンクリート中の気泡分布を測定し、さらには凍結融解試験を実施した。この結果、コンクリートの耐凍害性は0.15mm以下の空気泡の量に依存していること、振動後の測定空気量は硬化後の0.15mm以下の空気量と良い対応関係にあることが分かった。 |