作成年度 | 2021 年度 |
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論文名 | 再生粗骨材の品質変動とその品質変動がコンクリートの耐久性に与える影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集 |
巻・号・回 | 21 |
発表年月日 | 2021/10/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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先端材料資源研究センター | 片平博 |
先端材料資源研究センター | 古賀 裕久 |
抄録 |
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再生粗骨材は製造工場が同じであっても,原料となる解体材の違いによって品質が変動することが予想される.そこで,同一工場からLクラスの再生粗骨材試料を複数回採取し,また,これをすりもみ処理によってMクラスの再生粗骨材も製造し,これらの骨材の品質に関する試験と再生骨材コンクリートとした際の強度および各種耐久性試験を実施した.その結果,Mクラスにすることで再生粗骨材の品質変動は小さくなること,品質変動の影響を受けやすいコンクリートの凍結融解抵抗性に関しては,Mクラスであれば再生粗骨材の凍結融解試験方法で評価が可能であること,さらに,この試験方法の試験溶液を淡水から塩水に変えることで試験期間を大幅に短縮した簡易法の適用性も確認した. |